novelD

□Be in the neighbor
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待ちに待った週末

長いようで短い時間

だから君と一緒にいたい

ずっと一緒にいたいから









【Be in the neighbor】








朝……今日は週末で俺もアレンも休み。だからゆっくり寝ていたいのだが……

うちの奥さんの朝は早い……

「ラビー」

「……」

まだ眠いさ……寝たフリ寝たフリ…

「ラぁビ」

「……」

「ラぁビぃ」

「……」

朝から可愛い声で呼んでくる。可愛いからずっとこの声聞いていた……

「もぉ!ラビ!」
「ぐはっ!」

アレンの声と共に腹に何かがのし掛かってきた。その衝撃で目を開く。そこには……

「ラビぃ、朝ですよ」

「あ、アレンさん…」

俺の上で馬乗りになっているアレン。服の上から俺のあげたエプロンつけて……可愛…

「もぉ!まだ寝惚けてるんですか!起きて下さい!」

「えぇー、せっかくの休みじゃないか。もっとゆっくり寝たいさ」

「駄目です!今日はお布団干したいんですから!」

って言いながら布団を脱がせようとするアレン。ぐいぐい両手で引っ張る姿は可愛いが寒いさ…

「別に明日でもよくね?」

「お日様の下に干したいんです」
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