novelD
□Fun Fun Fun
1ページ/10ページ
好きなものは好き
何度でも 好きなものは好き
そう素直に言えるから
【Fun Fun Fun】
「俺はアレンが好きさ」
アレンが中学卒業するときに告白して、戸惑うアレンにキスをして………中一の戯言だと思っていたアレンに本気だとわからせる。そして2ヶ月で恋人になり、中二の誕生日にアレンと繋がった。早いかもしれないけど俺は随分耐えたと思ってる。それくらいアレンが好きなんだから……
それから俺の卒業旅行も一緒に行った。中三にはアレンを抜かしてたし、周りにはアレンの方が年下に見えている。実際アレンは幼く見えていて……旅行に行く時には頭一つは俺の方が高かった。
俺はいま、アレンと同じ高校に通っている。俺は髪とかいろいろ目立つせいか周りには絶えず人人人……女の子からも告白されるが眼中にない。だって俺はアレンしか見えてないのだから……
誰よりもアレンが好きさ
「さって、お昼お昼〜」
昼飯を持って教室を出ると必ず何人かの女子が俺を誘う。悪いけどさ……俺はアレンと一緒に食べるんさ。学校では中々会えないから、昼くらいはイチャイチャしたい。だからとっととやりすごしてアレンの教室に急いだ。
.