novelD
□Only as for you
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寒そうだな……そだ!
「!えっ//ラビ//」
「アレン、冷たいさ。手袋どうした?」
「えっ//あ…あのっ//」
「無くしたなら買ってやるさ」
「////」
俺を見ているアレンは真っ赤。まあ、冷たいアレンの手を俺のポケットに入れ手を繋いでるんだから照れるか。でもこれくらいはおかしくないさ……
真っ赤のままアレンは静かに歩いている。そんなアレンも可愛いなぁ……なんて思ってたらいきなり背中に衝撃が!
「ぐはっ!」
「ラビ!?」
衝撃で手を離してしまい、尚且つそのまま倒れる俺。それと同時に頭の上からスゲェキツい声が聞こえてきた。
「朝から変なモン見せるんじゃねぇ!」
「神田?!」
「……いってーι」
「ラビ!」
慌てて俺を起こしてくれるアレンと……怒りまくってるユウがいた。
「神田!酷いじゃないですか!」
「うっせぇ!ウゼェもんはウゼェんだよ!」
「神田には関係ありません!」
「俺の視界に入ってきやがるテメェ等がウゼェんだよ!」
「なっ!!」
二人の口論?は外っておいたら永遠にやるからな、それは俺の方ムカつく。だからすぐに起き上がり、アレンの肩に顎を乗せる。
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