novelD
□☆☆ノアな日々〜もう、大丈夫ですよ〜☆☆
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「……俺はもう行くからな」
「あ……はい」
ロードが抱き付いている状態でアレンは神田に礼をする。それを見て神田は二人の前から消えた。
「ねぇロード、ラビとティキはまだ寝てる?」
「うんとぉー、ティッキーは向こうの人といて、ラビは寝たばっかだよ☆」
「そっか……」
ロードの言葉に少し俯くアレン。そんなアレンにロードは更にキツく抱きついた。
「?ロード?」
「ティッキー、昼には来るしぃ、ご飯作ってあげよ☆ボクも手伝うよ☆」
「…うん、ありがとうロード…」
「さ!行こ☆アレン」
アレンから離れ、ロードはアレンの手を握る。そうして二人でキッチンに向かったのだった………
「あー、ねみぃ…」
昼になり、ラビは目を擦りながら食卓に向かう。美味しそうな匂いに釣られたからだ……中に入ると、そこにはロードと…
「おはようございます、ラビ」
「あ…アレン…」
にっこり笑う、いつものアレンにラビは反射的に走り出していた。強く抱き締めアレンを見つめる。
「…アレン」
「ふふ、遅いですよ」
「…もう大丈夫さ?」
「はい」
フワリとする優しい笑顔にラビは思わず頬にキスをした。
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