novelD

□おさななじみ
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真っ赤になるアレンに俺は笑顔のまま。俺の思いを隠さずにアレンに伝えた。

「今日はアレンと恋人になって初めての朝さ。だからアレンとこうして恋人繋ぎしたい」

「あっ…ラビ…」

「もちろん、ユウたちの前ではしないさ。でも二人っきりの時はこうしたい。嫌さ?アレン」

俺の笑顔にアレンが否定しないのをいい事に言いたい事を言う。アレンは赤い顔を伏せ、それでも小さく頷いてくれた。それが嬉しくて誰もいないのを確認してアレンの頬にキスを落とす。初めてのキスを……

「○×▲〜?□!★」

……キス一つでパニックになるアレンを優しく抱き寄せるとアレンはもうゆでダコのように真っ赤になっていた。

「あはは、アレンは可愛いさぁ」

「っ!も…馬鹿ぁ!」

「うん、俺はアレン馬鹿さ♪」

アレンが好きで馬鹿になっちまうのを否定する気はない。それくらい俺はアレンが好き。

「……屁理屈ばかり言って…」

「へへ」

にっこり笑うとアレンは……俺の頬にキスをした。余りの事に俺は真っ白になる。

「あ、アレン?」

「………お返しです……」

ぷいとそっぽを向くアレンに俺はクスクス笑う。そんな俺にアレンも笑って、二人して大声で笑った。

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