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□☆☆ノアな日々〜みんな一つに〜☆☆
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「そおなんだよぉ〜、だぁれも手伝っくれないんだモン☆アレン、手伝って」

「いいですよ」

いつもの口調で話すがアレンには笑顔はない。ロードもティキもそれを口には出さなかった。

ロードとアレンの勉強をティキは見つめる。アレンの心の傷はまだ癒えていない。それでも変わらないように振る舞うアレンにティキはため息をついた。

「何ぃ〜、ティッキー。暇ならあっち行っててよぉ」

「おいおい……いるくらいは別にいいだろ?な、少年」

「ええ、僕は構いませんよ」

いつもなら笑顔で答えるアレン。だがアレンに笑顔はなかった。苦笑するティキにアレンは眉毛をひそめる。

「……何ですか、ティキ」

「……アレンはわかってるのかね…」

「…何をですか?」

少し声のトーンが低くなるアレンにティキは真剣な表情を浮かべていた。そんなティキにアレンはビクンと震える。

「……少年、鏡見た?」

「え?」

「………少年の笑顔、どっか消えてしまってるぜ」

ティキの指摘にアレンは息を飲む。

「………」

「ま、俺やロードには分かんない事だけど。あのお嬢さんの事はそろそろ吹っ切れた方がいいぜ」

「……ティキ」

ティキの言葉にアレンは俯き、ロードは瞳を細める。


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