novelD

□last angel
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まあ、『アレンは俺の』宣言したから二人でいるときは絶対誰も来ない(何か用があれば電話が来る)

初めはかなり白い目で見られたけど今では当たり前になる。俺がアレンを好きだと認知させたからだ。

当然、アレンへのイジメは激減した。生徒よりも教師の方が俺にビクビクして小さな事でも注意をするようになり、それから生徒もアレンに手を出さない。アレンは最近は嫌がってたけど今では普通の高校生活に馴染んでいた。





俺は渡された弁当を口にする。アレンの料理は最高で、正直毎日毎食アレンの手料理が食べたかったりする。

「旨いさ、アレン」

「ふふ、ありがとうございます。ラビそう言ってもらえて、作る甲斐がありますよ」

ふわりと微笑むアレンは本当に天使のよう………俺よりも綺麗な天使。俺じゃなくてアレンが天使って言う方がしっくりくるんだよな……


「……ラビ、どうしました?」

「へ?」

考え事をしていて手が止まっていた。俺は笑って食べ出すけどアレンはそんな俺に不思議そうな顔をする。


まあ、いつもアレンの話を聞いてないなんてなかったからさ……こんな生返事、おかしいと思うのは当然さ。


でも………





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