novel@
□reliance
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任務のない午後…昼食を終えラビはリナリー、神田と共に談話室にいた。
「ラビと話をするの、なんだか久しぶりな感じがするわ」
「そうさね〜。最近こっちは任務が立て続けだったしさ…」
「でも、ずっとアレンくんと一緒だったんでしょ」
「まあな」
へらっと笑うラビ。それにリナリーはお熱い事で…と呟いた。すると、
「ラビー、ラビどこですかー?」
廊下からアレンの声が聞こえてきた。それと同時に談話室に入ってくる。
「ラビ、ここでしたか」
「んー、ちょっとリナリーたちと話してたんさ」
「そうでしたか」
チラリとリナリーを見るアレン。それにラビは気付いて立ち上がる。
「なんか用があるんさ?」
「…いえ、ないですが…」
バツが悪そうにアレンは横を向く。それにラビはくすりと笑ってアレンの肩を抱きよせる。
「ラビ…」
「んー、部屋に行こうさ。あ、リナリー、またな」
笑ってアレンの腕を掴んで部屋を出る二人。その姿にリナリーは苦笑した。
「もう…相変わらずラブラブなんだから…」
「………」
「でも、アレンくん最近ラビにベッタリすぎじゃないかしら、ねぇ、神田」
「………」
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