novelD
□★★love honey★★
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今日も可愛い君と同じ時間を過ごしたいんさ
【love honey】
「アッレ〜ン」
「んぐっ!」
アレンは飲んでいたいちご牛乳が気道に入ったようで何回も咳き込むアレン。
「な、なんでここにいるんですかぁ…」
「なんでって、自分の恋人に逢いに来たのに理由なんてないさぁvV」
そう言ってアレンの机の横に座り込む。そのまま机に肘をつきアレンをニコニコしながら見つめた。それに赤くなるアレン。
「そ、そぉじゃなく…放課、10分しかないのに…」
「うん、それが?少しでもアレン見ていたいんさぁ」
相変わらずニコニコのラビにアレンははぁ、とため息をついた。
3年で受験生でもあるラビは放課ごとにアレンの元に来ていた。校舎が違うため、往復でもかなり時間かかるはずだがラビはそんな事など気にする事もなく言う。
「それよりアレンはもう菓子パン食べたんさ?」
「な、なんでそれ知ってるんですかぁ!」
すぐお腹が空いてしまうアレンがいつも何か食べ物を持っている事はラビならずとも誰しも知っている事だった。
真っ赤になるアレンにラビは更にニコニコ。
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