novelD

□おさななじみ
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その言葉は俺たちを縛りつけ



その言葉は俺たちを一番近い間柄にしてくれた



長く苦しい日々も今日から変わるのだ………






【おさななじみ】








俺とアレンは幼なじみの間柄。いつもユウ・リナリーと4人でつるんでいたけど………俺はずっと前からアレンが好きだった。いつもアレンの隣にいたしアレンの支えにもなっていて……

そして昨日、思い切って俺にアレンは告白した。アレンの返事は

『……告白が遅いです……馬鹿…』

となんとも可愛らしい言葉を言ってきた。まさか両想いだったなんて。昨日は遅くまて俺の家で話していて、帰ったのは夜中一時。俺は興奮してなかなか寝付けなかった。

「……うわ、隅出来てるさ……」

寝不足がありありと顔に出ていた。けど全然気にしてない。これからまたアレンに会えるのだから……


いつも通りの時間……台所からはいい匂いがしてきた。それは……

「おはようございます、ラビ」

「ああ、おはようさ、アレン」

パンダジジイいねえからいつもアレンは朝御飯を作ってくれる。もう日課だから俺もアレンも当たり前の事。

「もうすぐ用意出来ますから、待ってて下さい」


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