novelA
□いまそこにあるもの
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君はいつも自分を押さえつけているから
でも俺といる時は本当の君を見せて欲しい
君にとって俺は特別だとわかるように………
【いまそこにあるもの】
10300HITキリリク
昼食を終え、俺とアレン。そしてユウとリナリーの4人で談話室で他愛ない話をしていた。本当に下らないけど、それが凄い楽しい。だから夢中になってた俺が悪いんだけどさ………
「?アレン、どした?」
「……何でもないですよ?」
とアレンは言うが……なんか変……ソワソワしてるようだ。
「……本当に何でもないですから……あ、すみません。僕、ちょっとジェリーちゃんの所に言ってきます」
「は?何?アレン?」
な、何さ……いきなり……お腹空いたんか?にしても変さ!
そそくさと談話室から出ていったアレンを見つめる俺にリナリーとユウが顔を見合せる。
「……気付いてないのかしら…」
「この糞兎が気付く訳がねぇ」
「……アレンくん、可哀想に……」
ち、ちょっと待つさ……なんの話さ!なんで二人して呆れてるんさ!
とパニック起こしてる俺にユウが言ってきた。
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