novelA

□honeymoon
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君がいてくれたらそれだけで幸せ


楽しい時も辛い時も、どんな時も一緒にいるから








【honeymoon】










無事に結婚式を終えた二人。だが年末の忙しさで予定していた新婚旅行をキャンセルしていた。

「ホントならハワイで正月迎えてたのになぁ…」

はぁ、とため息をつくラビとは別にアレンは終始笑顔。

「旅行はいつでも行けますから……僕はラビといられたらそれで十分です//」

こたつに入り寄り添うようにラビに体重をかけるアレンをラビはギューっと抱き締める。それに笑顔で返すアレンにラビは軽いキスを送った。

「ふふ、ラビったら//」

「アレンが可愛いからさぁvV仕事が一段落したら、新婚旅行行こうなvV」

「はい//」

アレンもラビを抱き締め、二人はその場で寝転び何回もキスを交わしたのだった……










まだ肌寒い3月……ようやく二人は新婚旅行に出掛けた。だがハワイでなく……

「何もこんな温泉巡りでなくてもいいさぁ…」

「いいんですよ、ラビ……どうしてもここの温泉に行きたかったんですから」

にっこり笑ってアレンは運転中のラビを見る。

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