novelB


□serious matter
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どれだけ貴方が大切か


どれだけ貴方が必要か


貴方はわかっているようでわかっていないから………








【serious matter】








真っ白な天井


真っ白なアレン


真っ白なアレンには綺麗な涙……










涙?



「………なんで、泣いてるさ?」

「!!ラビ!」

泣いてるアレンが俺にしがみつく。あれ?俺、寝てる?いつ寝たさ?いや、だから何でアレンは泣いてるさ……


なんかよくわかんねぇ俺にアレンは今だ泣いている。俺はゆっくりアレンの頭を撫でるがそれにアレンがまた泣き出した。

「……アレン?」

本当、泣かないで欲しいさ……


混乱している俺に頭の上から声が聞こえる。

「おや、起きたかい?ラビ」

「………コムイ?」

いつものように笑うコムイと心配そうなリナリーが俺を覗き込んでいる。一体何があったんさ……

「ラビ、何で寝ているかわかっていないようだね」

「……あぁ…」

「君はね、僕が作っていた薬をリナリーの淹れたコーヒーと間違えて飲んだんだよ」

「……うげ…」

マジかよ……間違えたからって、まさかコムイの薬飲んじまったんさ……

「……なんの薬さ?」


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