novelB
□Each other
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本当に好きだから不安になる
でもそれくらい理解してもらいたいのは我が儘なのだろうか……
【Each other】
教団公認のバカップル・ラビとアレンが喧嘩をした。それはそれは派手に……
「ラビの馬鹿!」
「アレンのわからず屋!」
人目も憚らず喧嘩をした二人。そしてその状態が2日続いた。なるべく顔を会わせないようにする二人に痺れを切らせたのはリナリー。渋る神田と共に喧嘩の原因を探っていた………
「……まだ喧嘩してやがるか」
「……何さユウ……ユウには関係ないさ」
いつもの笑顔は何処へやら。ラビは苦笑しながら神田の問いかけに答える。
「もう、アレンくんたら……まだ仲直りしてないの?」
「………すみません…」
しょんぼりするアレンに眉毛を垂らすリナリー。
「何が原因?」
ラブラブだった二人がこれほど長く喧嘩しているのだから余程の事だろう……そう思うリナリーにアレンは渋々口を開いた。
「だって……ラビ、女の人にストライクするんです……」
「………え?」
「………てめぇが女の所に行くのが悪ぃんだろうが…」
原因を聞いて呆れる神田にラビは喰ってかかる。
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