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□☆☆ノアな日々〜基本〜☆☆
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「でもさ………」
「今じゃユウもノアだからどうでもいいさ」
「…まあな。ただあん時はモヤシは敵になりやがるし、テメェはモヤシの所に行きやがるし…こっちは大変だったんだ」
「まあ、悪かったさ。けど俺はアレンいないと生きていけないし、次期ブックマンだから教団にいなきゃいけない必要もなかったしさ」
さも関係ないようにクスクス笑うラビに神田は再び睨み付ける。
「…まあ、俺も覚醒しちまったからどうでもいいんだがな。ただあん時の夢はあんま好きになれねぇ」
「神田が夢ですか?」
二人の会話にアレンが入ってくる。手には相変わらずの大量の料理。ラビはそれをテーブルに乗せアレンを横に座らせる。
「珍しいですね」
「……煩ぇ…」
チッとまた舌打ちする神田にラビは笑いアレンはハテナマークを飛ばしていた。
「あ、今日はティキとロードとみんなで買い物に行きましょうね」
「ティキいるのは気に食わねぇが俺はアレンが一緒なら荷物持ちでも何でもするさ」
「ありがと、ラビ」
目の前でイチャつく二人を見て神田はこの日何度目かの舌打ちをしたのだった……
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