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□☆☆ノアな日々〜宿題だよ〜☆☆
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「ロード、これ僕分からないんですが……」
そう言ってアレンはロードに本を差し出すとロードもむぅと声をあげ、
「僕もぜーんぜんわかんないんだよねぇ……どうしよ…」
困った顔をする二人にラビはゆっくりと二人に近付いていく。そしてアレンの肩に手を置いて二人が見ていた本を手に取る。
「どれさ?」
「あ、ラビ。いたのですか?」
「……あのな…ま、いっさ。俺が見てやるさ」
そう言ってアレンの横に座りロードのペンを取る。そして空白の所を全て埋めていった。それにロードもアレンも感動するようにラビを見る。
「うわ、すごぉい☆全部終わってるしぃ」
「ラビ、本当に凄いですね…」
「あのねぇ、これでも時期ブックマンだったんさ?これくらいは軽いって」
パチンとアレンにウィンクをして積まれた大量の宿題に手を伸ばしてこなしていく。その早さにいつしか千年伯爵も手を止めラビに任せる。
「流石は時期ブックマン☆素晴らしいデスヨ☆」
「いやー、あははは〜」
自分の得意分野で信頼を得るだけでなく、アレンにいい所を見せれてラビは上機嫌で大量の宿題を完成させた。
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