novelD

□★★love honey★★
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「えー、だってさ、いつも食べ終わってから飲んでるさ?いちご牛乳」

「あ……」

アレンの好きな物をすべて把握しているラビはニヤニヤしながら飲みかけのいちご牛乳を指差す。楽しそうに笑うラビにアレンは恥ずかしくて苦笑した。

「可愛いさ、アレンvV」

赤くなるアレンにラビは嬉しそうに抱きついた。アレンはそれに焦って周りを見るが全員知らぬ顔をしていた。

(誰か……助けてぇ)

ラビの熱烈な抱擁にクラスメートは呆れるばかり……

アレンが入学当初からラビの猛烈なアタックが始まり、最初それを妬む女の子がいたものの……ラビのアレンに対する態度に今では誰も口を出す事はなかった。


「アレ〜ンvV」

「やだぁ、ラビぃ…」

半泣きのアレンに更に興奮して抱き着くラビ。そんな状態でいると……




「テメェはいい加減にしやがれ、万年発情兎」

という声と共にパコンという音も……それと同時にラビの情けない声がアレンの耳に入ってきた。

「いって〜〜」

アレンから離れ頭を押さえるラビ。そして振り返る事なくラビは口を尖らせながら文句を言っていた。

「ユウ、何すんさ」

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