novelD

□★★glance★★
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そんな感じでリーバーさんに送ってもらった。するとリーバーさんが……

「なあアレン…」

「はい?」

「……もし、お前がよければうちの管理する寮に入らないか?」

「………えっ……」

リーバーさんの言葉に僕は止まってしまった。だって……

それに気付いてくれたリーバーさんが続きを話してくれた。

「無理にとは言わないが……いまのマンションはセキュリティがないに等しいからな。人気が出たら危ないし……まあすぐじゃないから。考えておいてくれ」

そう言って僕のマンションまで送ってくれた。車から降りて手を振るリーバーさんに会釈をしてマンションに入る。

確かにセキュリティなんてないよね……でもクロス父さんに無断で出たら怒られちゃうし、大体……

考えながら歩いていたら何時しか部屋の前に着く。はあ、とため息をつくと…隣の部屋の扉が開き、元気な声が廊下に響いた。

「アレン!お帰りさ!」

「ラビ…」

いつも素敵な笑顔を見せてくれるラビに僕も笑う。



僕はラビが好き……ずっと好き……


でもラビにとって僕は妹……ラビの友達に何回も紹介されたのだからそうなんだろう……



正直悲しい

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