novelA

□promise to you
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ドキドキしていると……いきなりラビが僕の腕をつかんできた。そして……

「アレン!!ごめん!!」

なんて言ってきて……なんで……ごめんなの?ねぇ、ラビ?なんで……?

本当に……僕の事好きでなくなって別れたいの?だから謝るの?


いろいろ頭の中でグルグル悪い事ばかり考えている。

どうしよう……僕、ラビと一緒じゃない生活なんて考えられない。

「……ラ……ビ……」

僕はラビの名前を呼んで、初めて泣いていると気付いた。

怖い……

「サヨナラ」なんて言われるのが……怖い……

ポロポロ涙が止まらない……

どうしよう……どうしよう……





そう何回も何回も心の中で呟く。すると……ラビは僕の顔を見てビックリした顔をしていた。

「あ、アレン?な、なんで泣いているんさ?」

おろおろしながらラビは僕を抱き締めてくれる。なんで……?なんで抱き締めてくれるの?

そんなパニックを起こしていると、ラビは僕の額に優しいキスをしてくれた。

「アレン…なんで泣いているか教えて?」

優しくラビが聞いてくる。その声が…なんか辛くて…でもラビは僕が何か言うのを待っていてくれた。だから僕は……

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