novelA

□suspicion
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アレンの白い肌に赤い痕が残る。だがいまのアレンにはそんな余裕はなかった。止まない快楽の波に飲まれそうになり、何回も首を振る。

「そろそろイキたい?」

「っ……」

ラビの声に否定するように首を振ると、ラビはクスリと笑ってアレンの細い首に手を持っていく。ラビの指がアレンの喉を掴み、アレンは呼吸する事がままならなくなっていた。辛く、苦しそうで…それでいて悩ましい表情を浮かべるアレンにラビはクスクス笑う。

「男の、敵である俺にヤられて。しかも感じてるって、アレンも馬鹿さね」

「……ラビ……」

「……このまま首の骨折ってしまっても別におかしくないよな?アレン」

ぐっと更に指に力が籠る。それにアレンは小さな呻き声をあげた。射精間近で過呼吸気味だったアレンは上手く呼吸が出来ずにいて、その変わりゆく表情をラビは楽しそうに見つめていた。

「けど、キモチイイ事してる時はしないさ……」

ゆっくりと指を離すとアレンは咳き込みながら深呼吸をしていた。それを見てラビは最奥までねじ込んでいた熱くて硬いソレを動かしていく。

「ひゃっ!あっ、あっ、や……ら…ラビィ!」

「ククッ…可愛いさね…」

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