novelA
□いつまでも、君だけを…
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とりあえず着替えしか入っていないカバンを置いて俺たちは探検する。二人で寝ても広いダブルベッド、広いダイニングルーム、そして……
「うわぁ、ラビ!お風呂広いですよ!」
アレンに呼ばれて行くとそこにはやっぱ二人では広すぎるお風呂がある。丁寧に湯もはってあり、俺はアレンの肩を掴んで見つめる。それにアレンもなんとなくわかってくれたようで……
「入ろうさ?アレンvV」
「は//はい//」
照れちゃって、可愛いさ。いつも一緒に入るのに、こう改まるとなんだか緊張するってもんだ。だからその緊張をほぐして……やらなきゃなvV
服を脱ぎ広い浴槽に入る。広いくせに俺たちはピッタリ寄り添うように入っていて……意味ないな、これは。そう思っていると横にいるアレンが俺に体重をかけてきた。
「ん?疲れたさ?」
「…疲れてはいますが…大丈夫です//」
そう言って俺にしがみつくアレン。どうしたのか見ていると、アレンは上目遣いに俺を見ていて、しかもなんだか瞳が潤んでね?それが更に色っぽい。
「アレン?」
「…//なんか、夢みたいで……ラビとこうして//一緒になれて//」
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