novelA

□tender
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平然を装って話していると…アレン、モジモジしている。



何さ、この可愛さ


そう思っていたら、アレン…


「あの、食べ終わったら……僕の部屋に来ませんか?」


……部屋?アレンの部屋?いつもはお茶とお菓子持って談話室!が常だったのにいきなり部屋?


うわ、ヤバっ……顔が緩むさ……


「…駄目ですか?」


んな……上目遣いに見ながら言われたら断れないさ。まあ断る気なんてサラサラないが……

「いいさ」

「本当ですか?ありがとうございます。もう少し食べたら行きましょうね」

にっこり可愛いけど言ってる事は笑えない。目の前には10人前はあるデザートが並んでいるからだ。見ただけで気持ち悪くなりそうさ……けどアレンはめちゃくちゃ幸せそうに食べてるし、その笑顔だけでこっちはご馳走さま…さ








食べ終えて、俺たちはアレンの部屋に行く。アレンの部屋に入るのは二回目……まあ任務あるのに起きなかったアレンを起こしにきただけだからゆっくりいられなかった。けど今日は違う……アレンに誘われたんさ。うわ、そう考えるとすげぇ嬉しい。なんか恋人同士みたいじゃね?



って、それは違うか

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