novelA

□costume pray
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「はい」

笑うアレンにラビはいまからする事を考え、半分は好奇心が、もう半分は不安が過る。

(失敗しませんように)


ぽつりと呟き、ラビはアレンと食事をしたのだった










アレンが部屋で待っていると、扉をノックする音がした。それはもちろん……

「いらっしゃい、ラビ」

笑顔で出迎えるとラビも笑顔で、何か包みを持ちながらラビは部屋に入った。その包みが気になるアレンはラビと包みを交互に見る。

「どうしました?ラビ」

「ん?ちょっともらったモンなんだが俺には無用だからアレンにと思ってさ。もらってくれる?」

いつもと変わらぬ笑顔にアレンは頭の上にハテナマークを飛ばしながらも

「ラビがそう言うならいただきます」

と言って受け取った。感触は布地のようで、アレンはそれが何だか気になって仕方ない。

「見てもいいですか?」

「もちろん、もうアレンのモンだからさ」

ニコニコ言うラビにアレンはちょっと嬉しくなりガサガサ音を立てて包みを開く。そこには……



「なっ……何っ?!」

出てきたセーラー服に絶句するアレン。真っ赤になりラビを睨み付けた。

「何ですか!これは!」

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