novelA

□restriction
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ティムはアレンの服の中に入っているようだ。羽根とかが躰に触れアレンはくすぐったそう。端から見てれば面白い状況なんだろうが………










イライラする。俺のアレンの躰を簡単に触れれるなんて。俺ですら触れるのに1ヶ月はかかったのに……





それは明らかな嫉妬なんだが……ティム相手にまで嫉妬しちまう俺は本当、アレンが好きなんだな……と実感しちまう。まあ一目惚れだし、アレン以上の相手は一生見つからないと思っていたから……










でも、そろそろ限界さ。服から出てきたティムを呼び、窓を指さすとティムは外に出ていった。一応気を使っているゴーレム。アレンにもこれくらい空気が読めたらなあ……ま、そこがアレンなんだが。さて、俺を忘れてティムといちゃついてたアレンには何かお仕置きしなきゃね……


いまだくすぐったそうに笑うアレンを押し倒し、俺は黙って見つめるとアレンはきょとんとして俺を見た。

「?ラビ?」

「……なぁアレン…アレンの恋人、誰だかわかってるよな?」

「……は?何を言ってるのですか?ラビ」

話の意図が読めないアレンは疑問符を飛ばす。

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