短編

□君の全部が好き。
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ー病院ー

桜「ねえ、神童くんの病室ってここだよね?」

蘭丸「ああ。」

ガラッ

ドアを開けると、神童くんが本を読んでいた。

桜「神童くん!お見舞いに来たよ〜」

蘭丸「よっ!足はどうだ?」

拓人「瑞野さん、霧野。来たのか。」

桜「うん。蘭丸が行こうっていうから、ついてきたの。」

蘭丸「まあな。」

拓人「2人とも、ありがとう。」

そのあと、3人でちょっとしゃべってから、
病院を出た。

蘭丸「大丈夫そうでよかったな。」

桜「うん!そうだね」

蘭丸「…なあ、桜は、俺のどこが好き?」

桜「?急にどうしたの?」

蘭丸「いや、なんとなく」

桜「そっか。そうだね…かっこいいところとか
優しいところとか…かな。」

蘭丸「優しい…?」

桜「うん。今日だって、神童くんを心配して、
お見舞いに行ったじゃない。」

蘭丸「そうか…。」

桜「でも…」

蘭丸「ん?」

桜「ううん。なんにもない。」

蘭丸「?」

桜「ねっ、手繋ごう?」

蘭丸「あっ、うん//////」

私は蘭丸の手を握った。


でもね、私は――――


―――――――
君の全部が好き。
―――――――


―――――――

拓人が足をけがして決勝に出られないんですよねー。

残念><

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