零崎愛織の人間復讐

□05話
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復讐劇が始まる少し前。


そう、裏世界に連絡が行き届いた頃。



裏世界は――激怒していた。





「ふん。俺の最愛が傷つけられた?なんだ
それは。許されるとでも思っているのか」

「ぎゃははははははははははははは!!!!!
なにそれ許せないんですけどぉぉぉぉぉ!!!
今ここに復讐を始めることを宣言しまぁっす!!!!!」

「大好きな最愛を傷つけた人許さないんだよ!!
絶対ぜぇーったい許さないんだよ!!!!」

「あたしも許せないさね。」

「よくも最愛を」
「よくも最愛を」

「許さない」
「許さない」

「最愛…早く目覚めてくれよ。」






「高貴な私の高貴な妹の彩里を傷つける
なんて。

玖渚の財力を持って並盛を消さしていただき
ましょう。」







「姫ちゃんの親友の彩里ちゃんを傷つける
なんて!絶対に許しません!」

「ゆらぁり…彩里、ちゃんを傷…つけた奴、
ずたずたに、します…

いい…ですよね…ぎはらぎ先輩…」

「ええ、もちろんです。

例え相手が誰であろうと私の名前は萩原子荻。
私の前では悪魔だって全席指定、正々堂々
手段を選ばす真っ向から不意討ってご覧に
入れましょう。」

そして、「萩原です。」と付け加えた。






「愛姉を傷つけた奴ら、許しません!愛姉の
ためならもう一度暗殺者に戻りましょう。」

「僕も、彩里のためなら死神に戻りましょう」






「げらげらげらげらげらげらげらげら!!!!!!
許せない…許せないぞ!!!!彩里を傷つける
なんて!!!!!」

「ええ。私も許せませんわ。大切なお友達を
傷つけるなんて、許せないことです。
復讐と、お友達の目覚めを祈りましょう。」










「私の大事な大事なお姉ちゃんを傷つける
なんて!!絶対に許しませんよう!!」








「き、ひひ…許せない、許せないっちゃねぇ…
愛織が傷つけられたなんて。

零崎軋識として、式岸軋騎として復讐して
やるっちゃ。」






「愛織が、傷つけられた…悪くないとは
言えないな…いや、これは悪い。

また愛織に曲を聴いてもらうために、
枷を外そう。」






「「「「「「「「「「「「「「「「「「「すべては最愛のために。」」」」」」」」」」」」」」」」」」」









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