零崎愛織の人間復讐
□09話
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『今日から、か』
今頃並盛中に着いているだろう恋人と妹を
思う。
『…大丈夫かな』
――傷が治っていたら私も行けたのに。
だが、逃げたら絶対に園樹ちゃんに怒られる
だろう。
『頑張ってね…』
離れた地から、言葉を贈ろう。
―並盛中学校―
「かははっここが愛織を傷つけた奴らがいる
学校かよ」
「そうですよぅ。今すぐ零崎したくて仕方ない
ですが、まだ我慢です。」
「じゃ、行くか。復讐に」
「はい、行きましょう!」
そして、2人は校舎内へと足を踏み入れた。
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