零崎愛織の人間復讐

□12話
1ページ/4ページ




〜舞織視点〜





そして、翌日。




ああ、あの顔面凶器はどうやって私を嵌めて
くれるんでしょうか?




とても楽しみです!




私は愛織ちゃんみたいに優しくないですから、
簡単に殺されてあげませんけどね――




そんなことを考えていると、顔面凶器が
話しかけてきた。





「あ、あのぉ〜、伊織ちゃぁ〜ん、今日ぉ〜、
昼休みにぃ〜、ちょっとお話があるからぁ〜、
屋上にぃ〜、来てくれないかなぁ〜?」





「(気持ち悪い…!!とてつもなく行きたくない
ですよぅ!)…はい、いいですよぅ」




「ありがとぉ〜!じゃぁ〜、また昼休みに
ねぇ〜!」





そう言って、顔面凶器は去って行った。








次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ