零崎愛織の人間復讐
□12話
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〜舞織視点〜
そして、翌日。
ああ、あの顔面凶器はどうやって私を嵌めて
くれるんでしょうか?
とても楽しみです!
私は愛織ちゃんみたいに優しくないですから、
簡単に殺されてあげませんけどね――
そんなことを考えていると、顔面凶器が
話しかけてきた。
「あ、あのぉ〜、伊織ちゃぁ〜ん、今日ぉ〜、
昼休みにぃ〜、ちょっとお話があるからぁ〜、
屋上にぃ〜、来てくれないかなぁ〜?」
「(気持ち悪い…!!とてつもなく行きたくない
ですよぅ!)…はい、いいですよぅ」
「ありがとぉ〜!じゃぁ〜、また昼休みに
ねぇ〜!」
そう言って、顔面凶器は去って行った。
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