小説家になろう 短編群

□運動会 《気遣いと思いやりと片思い》
3ページ/4ページ

わいわいと新一の回りにはクラスメートが集う。
しかし、蘭は近づかなかった。


申し訳なかったから・・・・・・


「蘭。」新一が手招きをして蘭を呼んだ。

「ありがと。・・・でごめん。」

「はあ?!何でごめんなんだよ?!」

「だ、だって・・・迷惑かけたから。」

「は?!俺、迷惑なんて、これっぽっちも思ってないぜ?」

「じゃあ、どうして・・・」

「お前がある行為をしていたからだよ。」新一はなぜか少し顔を背けていった。

「へ?」

蘭はそれからずっとある行為を考えていたが全く解らなかった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ