ゾロ×ルフィ

□恋煩いですから、ええ。
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【LUFFY Side】







やべぇ。





最近のおれ、まじおかしい。





風邪でも引いたんかなと思って熱測ってみても問題無し。




そもそもおれが風邪なんか引くわけねェし。






けどな!




けどなんだ!!





何て言やあ良いのかわかんねェけど。





さ、最近・・・・その・・・・




「おい、ルフィ!」



「!!??ゾ、ゾゾゾ、ゾロッ!!??」


「何だ?そんな驚いて」
「い、いや!?何でもねェぞ!?」
「・・・・何でもねェ様には見えねェけど?」
「そんな事ねェ!!何でもねェんだ!!」



だあああああああああ!!!!!





何かゾロの顔が見れねェ!!!



すっげえ恥ずかしい!!!



しかも眩し過ぎるし!!!





何でいつもゾロの近くに太陽が有るだよ!!!!





あれ?でも、今日曇りだぞ?





じゃあ何で眩しいんだ!?








けど何かゾロがすっげえキラキラしてる!!!














・・・・・おれの目、おかしくなっちまったのかな?






「・・・・フィ、ルフィ!聞いてんのか?」
「うわっ!?な、何だ!?」
「お前大丈夫か?最近変だぞ?」
「へ、変か?おれ」
「ああ、変だ」
「そ、そっか!!じゃあ早く船医を仲間にしねェとな!!」


そうだ。
早く船医を仲間にしてこのよくわかんねェ病気直してもらわねェと!




てか、まずい!!



何か体が暑くなってきたぞ!?




喉もカラカラになったきた!?






これ以上ゾロの近くに居たらおれ、干からびちまう!!



「おい、待てよルフィ!」
「のわっ!?」


船内に逃げようとしたおれ。
けどおれの手を突然ゾロががっちりと掴む。



「船医って・・・・・お前、やっぱりどっか悪いのか?」
「え!?何でだ!?」
「お前が医者を求めるなんて滅多にねェだろ。大丈夫か?」
「!!!???」




そ、そんな、お、おおお、おれに顔近づけんなぁあああ!!!!



「だ、大丈夫だ!!おれはそんなに柔じゃねェぞ!?」



大丈夫だから、そんな心配そうな顔すんなってええええ!!!
余計大丈夫じゃなくなっちまう!!!


「お、おれ、何か暑ィからサンジに冷たいモノ作ってきてもらう!!!じゃあな、ゾロ!!」



掴まれた手を振りほどき急いで船内に逃げ込んだ。



ちょっと勿体無ェ気もしたけど。




ああ、もうちょっとゾロに心配して貰いたかったな。





ってダメだ!!

そんな事したらおれ干からびちまう!!






あ〜、どうしちまったのかな〜?おれ。
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