黒狼
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「ガーネット様!ご安心の程を!」
「いいぞ〜!プルート隊始まって以来のチームワークだ!」
説明しよう。
ブランクからのセクハラを制裁した後、何やら騒がしい奥へ進むと、ガーネット達とスタイナーが鉢合わせしていたのだ。
そこにブランクと私も割り込んだとこ。
ちなみに私はローブで顔を隠しているので問題無い。
「なぁ〜んてね、大丈夫ですよ。ガーネット姫は俺達が無事に誘拐させていただきます。」
「なぬぅ?!お主、何者だ!!」
「ガーネット姫を、」
「お守りするのは」
「「俺/オレ達だ!!」」
「オイラ達ズラ!!」
〔え?ヅラ?〕
なんて思ってたらバトルが始まった。
手を貸すのも面倒なので、ガーネットの元へ。
『無事乗れたね、ガーネット。』
「アヤカもね。ずっとあなたの事が心配だったのよ?」
『私もガーネットが心配だったよ。ロープでこの飛空挺に乗り込むし・・・』
「・・・見てたの?」
『バッチリね。』
まったく、何やらかすか分からないんだからこのお姫様は・・・
「かくなる上は・・・!我がサガク剣を受けるのである!」
『危ないっ、ブランク!』
しかし、衝撃波はブランクに当たってしまう。
そして、
ピョーンピョーン
ブリ虫大量発生。
いやいや、何で?
「ブリ虫は苦手でござる〜!」
「ブリ虫だけは勘弁ズラ〜!」
「ブリ虫はもう嫌だー!」
情けない男たちだなぁ、おい。
「ガーネット!今のうちに逃げるんだ!」
「あ、はい!」
『ガーネットを頼むよ。』
「!任せろ(ニヤリ」
さてさて、ガーネットは彼に任せて、この虫どうしようか。
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