BELONG
□-未来とこれから-
3ページ/12ページ
「あれって・・・」
「管理者のとこって事は確定したね」
「やっぱり実現してたんだ・・・」
「キメラ博物館っ!!」
「コウヤ、目を輝かせない」
格子状の檻を横目に進んでいくと、扉が見えた。
今来た道から一直線につながっている。
どこに繋がるというのか・・・。
「一応ゆっくり開けろよ雷音」
「分かってるってー」
影郎の言いつけ通りゆっくりと少し開ける。
中に人がいない事が分かると雷音は扉を思い切りよく開けた。
「お前ー!!」
「わー!ごめんごめん!誰も居なかったからさ!!」
扉の中に入ると縦長の黒いロッカーが並んでいた。
鍵が掛けられている様で中身は見ることが出来なかった。
そして並んだロッカーの先には扉があった。
「どうする?」
「引き返す?」
「ここまで来たらこの扉の先を確認してから引き返そうよ」
せっかくだからと言う雷音にみんな進むことにした。
また同じようにゆっくり開ける。
その中はたくさんのモニターとそれを操作する人たちがいた。
、