BELONG

□-未来とこれから-
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「あれって・・・」



「管理者のとこって事は確定したね」



「やっぱり実現してたんだ・・・」



「キメラ博物館っ!!」



「コウヤ、目を輝かせない」



 格子状の檻を横目に進んでいくと、扉が見えた。
今来た道から一直線につながっている。
どこに繋がるというのか・・・。
 


「一応ゆっくり開けろよ雷音」



「分かってるってー」



 影郎の言いつけ通りゆっくりと少し開ける。
中に人がいない事が分かると雷音は扉を思い切りよく開けた。



「お前ー!!」



「わー!ごめんごめん!誰も居なかったからさ!!」



 扉の中に入ると縦長の黒いロッカーが並んでいた。
鍵が掛けられている様で中身は見ることが出来なかった。
そして並んだロッカーの先には扉があった。



「どうする?」



「引き返す?」



「ここまで来たらこの扉の先を確認してから引き返そうよ」



 せっかくだからと言う雷音にみんな進むことにした。
また同じようにゆっくり開ける。
その中はたくさんのモニターとそれを操作する人たちがいた。




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