DRAGON QUEST
□第2章
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眩しい光が無くなり、私は恐る恐る目を開けた。
『ここ、どこ…?』
エイト「どうやら僕ら、空飛んでるっぽいよ」
『Σえ!?また!?』
私はすぐ目線を下に下げた。
『この前と同じ…。淡い紫のキレイな鳥だ…。』
エイト「え、ミキってこれに乗ってきたの?」
『正確にはこの鳥に落とされたんだけどね。』
鳥「あの時は本当にごめんなさい。」
Σ(゜口゜;)!?
「『しゃべった!?』」
デカさだけでも驚いたのにしゃべったよ、この鳥!!
鳥「私は本当はあの明るい表の世界にいることはできないのです。ですがミキ、あなたをこちらへ連れて来るために私は最大限の力を使いました。それであの時限界がきてしまい、あなたを落としてしまったのです。」
『はぁそうなんですか。それは大変でしたね。』
……って
『違ーーうっ!!!』
エイト(Σビクッ)
『はいそうですか、って納得できるか!一瞬してしまったけど!そもそも何なんですか。あなたは誰ですか。ここどこですか。何のために連れて来たんですか。』
エイト「ミキ、落ち着いて。混乱してイラつくのも分かるけど。ここは冷静になろう?」
鳥「本当にごめんなさい…。あなたが怒るのも無理ありません。色々聞きたいこともあるでしょう。ですが今は私について来て下さい。ついたら必ず説明します。」
最初はイラついてた私も今怒ったってどうしようもないことが分かったので、とりあえず冷静になることにした。
広い広い空の中、私達はキレイな鳥に乗ったまま進んで行くのだった。
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