DRAGON QUEST

□第16章
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***





見事ドルマゲスを倒し、サザンビークの宿屋に泊まった僕ら。



その翌朝。




ドタドタと大きな足音が響く。



その足音が徐々に僕の部屋に近付き、ドアがバンッと勢いよく開いた。





ヤンガス「てぇへんでがす兄貴っ!!




やっぱりヤンガスか。




エイト「んー…どうしたの?こんな朝から大声出して…。」




昨日の戦いの疲れもあり、僕は重たい目を擦りながら尋ねた。




ヤンガス「ミキの…ミキの嬢ちゃんがいなくなったんでがす!!」






エイト「…え?」




ヤンガスは一体、何を言っているのだろうか。



ミキがいなくなった?





ヤンガス「布団を見てももぬけの殻で…!ど、どうしやしょう兄貴!!」





眠かった目も、一瞬で覚めた。





エイト「とりあえず皆を起こそう!」




僕は、まだ寝ている皆をヤンガスと共に起こしに行った。



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