DRAGON QUEST
□第17章
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リュカ「ふぅ…」
アルス「あ、リュカが戻って来た。」
ナイン「偉く疲れてますね。」
リュカ「ちょっとね…。」
ソロ「で、何か情報はあったのか?」
リュカ「うん。何かクラン・スピネルっていう宝石を持って来いって言われた。」
アレフ「クラン・スピネル?エイト知ってる?」
アレフが僕に尋ねた。
この世界の物だから何か知っていると思ったのだろう。
エイト「あいにくだけど、僕は知らないよそんな宝石。ヤンガス、知ってる?」
ヤンガス「アッシも山賊の出でがすから色々宝石は知ってる方でがす。しかしクラン・スピネルたぁ…ちょっと聞いた事ねぇでげすな。」
リュカ「あ、大丈夫。この街にその持ち主がいるらしいから。
クラン・スピネルは代々彫刻家のクランバートル家に伝わる魔法の力が宿っている宝石なんだって。」
あ、なんだ。
それを探しに行くのかと思った。
レント「…っておい。この街にあるなら自分で取りに行けよクソジジイ。」
ゼシカ「確かに。」
リュカ「いや、何度も頼んだらしいけどなんでも先代がガンコ者で譲ってくれないそうだよ。
ローレ「確かにこんなオヤジにそんな大切そうなものをやりたいは思わないな。」
リュカ「いくらガンコ者とはいえ誠心誠意頼めば気持ちは伝わる。やり方は僕達に任せるってさ。」
レック「素直にやり方が思い付かないと言え。」
ククール「まったくだな。じゃあそのクラン・スピネルとやらを貰いに行くか。」
そして僕達はそのクランバートル家に行くことにした。
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