DRAGON QUEST
□第4章
3ページ/7ページ
***
ラーミア「まぁ…そんな夢を。その男の子、あるいは男の人はどんな格好でしたか?」
『えっと…どっちも確か紫のターバンみたいなのしてて、何か杖?みたいなの持ってた気がする。』
アレフ「なんちゅー格好を…」
ラーミア「お父さん…」
レント「ラ、ラーミアがお父さんって言ったぞ!?」
ローレ「実はファザコンだったのか…!?」
ラーミア「違います(怒)ミキの夢のセリフを思い返していただけです。」
エイト「何か思いあたることがあるんですか?」
ラーミア「奴隷…遺跡…お父さん…パパス…出会う過去と未来の自分…」
何か分かったのかな、ラーミアさん。
ラーミア「私の記憶が正しければ、きっとミキが見た夢の中の人物も特別な力を持つ者ではないかと。」
『つまり次はその人の所へ行くべきってことですか?』
ラーミア「おそらくはそうでしょう。」
レント「ラーミア、そこの場所分かるのか?」
ラーミア「えぇ。次もこことはまた違う異世界です。」
ローレ「ま、まさかまたラーミアの背中に乗って移動か…?」
「『安全運転でお願いします。』」
.