DRAGON QUEST
□第5章
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『ここにその魔物がいるんですね。』
リュカさん(移動してる間自己紹介した)が案内してくれた洞窟。
ここにその魔物がいるらしい。
アレフ「いかにもってとこだな。」
ローレ「その魔物、スライムだったらいいのに。」
レント「いや、ないだろそれは。」
エイト「スライムだったら村人がとっくに退治してるよ。」
リュカ「じゃあ行こうか。どうする?ミキちゃんも行く?」
『はい、もちろん行きますよ。』
アレフ「え!?ミキ、行くの!?」
『え!?行っちゃダメなの!?』
レント「危ないだろ。お前は外で待っとけ。」
『えぇ〜。私も行きたい!』
ローレ「魔物だっているんだぞ。ミキ戦えないだろ」
『う…』
リュカ「連れてってあげてもいいんじゃない?魔物が現れたら僕達が守ればいいだけだし、それにこれから旅するんなら多少の魔物にも慣れてた方がいいと思うよ。」
リュカさん…!!!
あなたいい人です!!
エイト「さすが大人なリュカだね。さっき会ったばかりの人に言われると思うとムカつくけど。」
『ほら早く!置いてくよー!初洞窟いやっふー!』
ローレ「何だあのテンション。」
リュカ「相当嬉しいんだね。」
レント「洞窟に入るのがぁ?」
リュカ「正確には“君達と一緒に行く"のが、嬉しいんだよ。」
レント「何だ、そーゆーこと。仕方ない、行くか。(ミキと)洞窟いやっふー!」
ローレ「何だあのテンション。(二度目)」
アレフ「さっきまでミキが洞窟入るの反対してたのに。」
エイト「単純…」
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