DRAGON QUEST
□第6章
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リュカ「ミキちゃん…」
…はっ!!
私ったら何を偉そうに一人で喋ってんだろう!
恥ずかしい…。
リュカ「ミキちゃん…ありがとう。」
『…え?』
リュカ「そうだね。父さんもミキちゃんも見守ってくれてる…。もう昔のことで自分を責めて後悔するのはやめるよ。」
『リュカさん…』
リュカ「本当にありがとうミキちゃん。君のおかげで気付いたよ。それにこれで君達と旅をする気持ちも一層強くなった。」
『い、いえ…そんな。偉そうな口を聞いてしまって…ホント申し訳ないです…。ごめんなさいリュカさん。』
リュカ「どうして謝るの?どういたしましてでしょ、そこは。あとそのリュカさん、っていうのと敬語を無くしてくれたら嬉しいな。」
えぇっ!?
『ど、どういたしまして…リュカ?』
リュカ「あはは、何で疑問形なの。」
『うぅ…まだ慣れなくて。』
リュカ「あれ?そういえば他の皆は?」
***
その頃の皆。
エイト「ちょっ…ゲレゲレ!!トーポは食べても美味しくないから!!」
アレフ「これは完全にハンターの目だね。」
ローレ「トーポ危うし。」
レント「エイトがいなかったらとっくに胃の中だな。」
エイト「アホ!!!そんな不吉なこと言わないで!それよりゲレゲレを何とかしてくれ!」
ゲレゲレ「ガウガウ…♪」
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