DRAGON QUEST
□第7章
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レント「ミキ、次の場所は夢に出て来たか?」
『ううん。今回は全く見なかった。』
ローレ「じゃあラーミアだな。」
ラーミア「申し訳ありませんが私も把握できていません。」
え、ラーミアさんも?
じゃあどうすれば…。
その時、ふとピンク色の小さな光が目に入った。
『ん…?何だあれ?』
私の言葉に皆が振り返った。
エイト「あれって?」
『ほらあれだよ。あの木の近くにピンク色の小さな光が浮いてるでしょ?』
私が指差しても、皆は首を傾げるばかり。
どうやら皆にはその光が見えていないらしい。
ラーミア「あれは…。」
『ラーミアさんは見えるの?』
ラーミア「ええ。」
アレフ「二人共、火の玉でも見えてんじゃない?」
リュカ「確かに小さな光って言ってたしね。」
ソロ「いや、ピンクなんだろ?ちょっと火の玉にしてはキューティー過ぎないか?」
皆の言う通り火の玉かもしれないと思って少し怖かったけど、私はその光に近付いてみることにした。
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