そして、後悔する

少女と少女
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今日は学校が午前授業だけだった
いつもなら、京子とどこかへ行くが今日は生憎、京子がコーヒショップに行かないという事なので、私は一人でショッピング
一人で出かけるのは結構好きなので苦ではない
私も京子に着いていこうとしたが、コーヒーより紅茶派なのでやめた
至極どうでもいい理由で断ったなぁ、と頭の片隅で考えながら歩いていたら










人にぶつかった









   それも派手に











こっちは無事だが相手は尻餅をついていた
だが、見たところ相手も目立ったけがはなかったので安心した




相手は女の子、いや少女だった
自分―――夕梨と同じくらいの長さの髪、しかしその色は菫色
それと対になる色の目
全体的に華奢な身体で、身長はヒカリより低い
見た目からの推測だが、恐らく同い年だろう
制服は一般的なセーラー服で、並中の制服とは似ても似つかない代物だった




そんな事を考えていると少女が上―――夕梨の方を見た
ヒカリは慌てて少女に手を差し伸べた




少女「!!・・・あ、ありがとう/////」


『うんうん。こっちこそごめんね?前方不注意で』


少女「・・・私も、前・・・見てなかったから」


『(クスッ)どっちもどっちだね。』


少女「うっ、うん・・・あっあの≪ぐぅ〜〜≫・・・/////」


『?・・・!私、これからケーキ食べに行くの』


少女「・・・。」


『一緒に行こう』


少女「えっ、でも・・・」


『用事とかあるの?』


少女「・・・ない。」


『じゃ、行こっか』




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