そして、後悔する
□少女とおにぎり
2ページ/5ページ
京子「おはよツナ君」
『おっ、おはよう。沢田・・・』
沢田「! おはよー京子ちゃん!(朝からついてる―っ)と・・・えーっと鬼崎、さん?」
あ、名前知ってんだ・・・
と言うより心の声だだ漏れ
『正解。鬼崎夕梨、さん付けじゃなくても良いよ。呼び捨てでも何でもご自由に』
沢田「うっうん。じゃあ、夕梨で。でも何で京子ちゃんと夕梨が??」
京子「私達、幼馴染みなの」
沢田「そっ、そうなんだ。(何か、以外・・・)」
京子「今日 家庭科おにぎり実習何だーー」
沢田「へーー」
『何か、ウチの学校って変だよね』
京子「そうだね(クスクス)」
≪チリンチリーン≫
何か知らないけど、後ろから自転車の鈴の音が聞こえてきた
「『?』」
沢田「あ!」
自然と音が聞こえてくるほうに顔を向ける訳で、見てみるとオールドローズ色ののロングヘアの女の人が自転車に乗っていた
その人を見た瞬間、沢田の顔がみるみる青くなっていく
?「人の恋路をジャマする奴は毒にまみれて死んじまえ」
?「どうぞ」
≪ポイポイ≫
沢田「だめえ!!」
私達の前で止まり、市販されているような缶の飲み物を投げてきた
そして、空中にあるその缶を沢田が思いっきり鞄で撃ち落とした
缶を見てみると、中身が溢れ、周りにいる烏が泡を吹いて倒れていた
京子「今のツナ君の知り合い?」
沢田「さ…さあ誰だろーね?」
『・・・。』
きっと、最近来た殺し屋はこの人だろう
血の匂いがこびり付いている。それも、深く
そして、さっきの手口から見てたぶん"毒サソリ・ビアンキ"だろう
あれは、恐らくポイズンクッキング
(また変なのが現れた・・・泣)
・