そして、後悔する

少女とボクシング
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夏が終わるのに合わせ、夏休みも終わる
毎年の事だが夏休みボケしていないか不安になる
まあ、平日も休日も特にコレと言って食生活とかが変わったりはしないが




ってことで、今日は始業式
いつも通り京子と登校
約2ヵ月間この道を通らなかっただけで新鮮さを覚えるのは不思議な感じだ




京子「あれ?このカバン、お兄ちゃんのだ」


『了平の?何で、こんな道のど真ん中にそんな物が・・・』


京子「とりあえず、学校に行こうっ!!」


『えっ、ああ、うん・・・』




面倒だな・・・
京子は了平の事になると冷静さ欠けるからなぁ〜
それに、了平煩いし。まあ、もう走り出してるから後戻りはできないけど










――――――










【in〜学校(裏庭?)】



京子「お兄ちゃん、いないね・・・」


『うっ、うん。・・・あっ!!あそこ!沢田と一緒にいるよ』


京子「あっ、本当だ!お兄ちゃーん




大きい声で呼びながら、駆けていく京子
その後ろに付いていく夕梨
というより、何で沢田といるんだろう・・・




京子「も――カバン道におっことしてたよ!」


沢田「!?京子ちゃん〜!!?」


京子「あ…ツナ君おはよ!」


『おはよう。沢田、了平』


京子「?何で二人でいたの?
あ まさかお兄ちゃんツナ君つかまえてメーワクかけてないでしょーね!」


了平「ない!」


『ハア・・・この二人兄弟なの。似てないよね(クスッ)』


沢田「うっ、うん・・・」


『私、先に教室行ってるから』


沢田「あ・・・うん。」




どうせ、ボクシング談議を始めるつもりだろう
アレにつかまったら最後、満足するまでデカイ声で暑苦しく語られるから最悪だ
こういう場合は・・・逃げるが勝ちっ!!




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