そして、後悔する
□少女と香港少女
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沢田が屋上に向かった後、掃除を再開した私と京子と花
あと片付けも終わり、帰ろうと思った頃
京「あれ?あの子、これ忘れていってる」
『・・・何、それ』
京「さあ?けどあの子のだと思うよ。これ持ってたし」
花「・・・変わった子ね」
京「そう?けど可愛かったよね」
『「ソ、ソウダネ・・・」』
花「あ、私そろそろ帰るわ。じゃあね」
京「花!バイバイ。・・・夕梨?私、コレ届けてくるね」
『ん?ああ、じゃあ私も行くよ。その後帰ろ?』
京「うん!!」
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【in〜屋上】
今更後悔しても遅い
屋上への階段を上ってるとすごい物音が上から聞こえてくる
(これ絶対バトッてるな)
私の心情何かはお構いなしに、京子は花火でもやってるのかな?と私に問いてきた
まあ、サラッと流しといたけど
屋上へと続く扉の前に立ち、そっと開けてみる
ワザと気を利かせて顔を覗く程度に開けたのに京子は勢いをつけて扉を開き、目的の人物の方へと駆けていった
京「あ、いたいた。これ忘れてったよ」
無事に任務(じゃないけど)を終わらせたが、只では済まない事など最初から理解していた
冒頭でも言った通りあの子の能力はネットであらかじめ知っている
"筒子時限超爆"
あの子の持つ異名の基となった技
破壊力は小さなクレーターができるほど、という噂だ
たぶん、今そのカウントダウン中
さて、どうしようか・・・(滝汗)
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