お隣さんは忠犬さん♪
□04 †気付いた気持ちは†
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『えーとっ、何でしょう?』
「ここら辺に、銀髪の目つきが悪く、ガラも悪く、全体的に変な人住んでませんか?」
スイマセン。変な人なら現在進行形で目の前にいます。
ていうか、これ・・・獄寺さんの事ですよね!?
知り合い・・・ですよね。
この間も、沢田さんに酷い扱われ方だったし、今回もまた、それ系じゃない?
うん、きっとそう・・・絶対そう。
どうしよう、全力で逃げたい・・・今すぐ逃げたい。
けど、私にそんな、度胸は無いので素直に話しを聞く。
『えーっとぉ、当てはまる方が1人いますけど。』
「(パァァァ)本当ですか!?良かったです!!道に迷ってしまって、もう無理かと思ってましたから(ニコニコ)(^ー^* )クフフ♪」
・・・何か、
メッチャ可愛いんですけどぉぉ――!!!
けど、1つだけいいですか?【クフフ】って笑い方?何コレ・・・
うん。やっぱり神様は時に残酷だ。
で、流れ的に私、案内しないとダメじゃね?
いやいや、学校!!今日初登校日だから!!
休めないから!サボれないから!!!
「(キラキラキラッ)+゚*。:゚+(*´∀`*)+゚:。*+」
ヤメてーーー(。´Д⊂) シクシク
そんなキラキラ顔したってだめだからーー!!
My Life は学校に行かないといけないの!!
受験生なの!!先生に目つけられる訳にはいかないの!!
『あの、私今から学校なんです。』
「えっ(|||ノ`□´)、じゃ、あ・・・何時頃終わりますか?」
『え、っと・・・1時くらい・・・です。』
「では、1時に、あそこのファミレスに来て下さい。」
・・・えっ?これって拒否権なし?
『分りました・・・』