僕らの生きる道

□新たな戦いの幕開け
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「瑠依いるかー?」

ガチャ、と扉を開けて入って来たのは竹谷先輩

部屋にいた人達が振り替える

『どうしたの?』

「いや何か三治郎が北側の見回りしてて見つけたって」

そう言って竹谷先輩は何かを瑠依さんに渡した

瑠依さんはそれを見て、少し驚いたような顔をした

『これが…、敷地内に?』

「おう」

『昨日までは、なかったんだよね?』

「あの辺は毎日見回りしてるから、多分」

『そう…』

竹谷先輩が渡したものは、ペンダントだった

それを眺める瑠依さんの顔からは、心なしか血の気が引いているような気がする

「何か心当たりがあるのか?」

『んー…、まぁ……。でも、そうなるとちょっと厄介かも……』

何とも歯切れの悪い言い方だ

困ったような、そんな笑みを浮かべている

『まだ確信は持てないんだけど、おそらく…』

その時だった

ドオオォォン

最初に襲撃された時より少し大きめの爆発音がした

「正門付近で爆破確認、こりゃ怪我人が出たな…」

潮江先輩の呟きに、部屋の空気は一気に重くなった










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