短編Ⅱ
□答え合わせは
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なんだろう、この状況
どうしたらいいんだろう、私は
＊＊＊
ことの発端はついさっき
同じクラスの加藤君や佐武君、皆本君の補習の手伝いをしている時だった
学級委員の黒木君が最初は補習の手伝いを頼まれてたけど、断ったらしい
でも何故か、放課後の教室には黒木君の姿が
何やら黒いオーラを纏いながら、自分の席で読書をしている
それを見て加藤君達が怯えてるんだけど…
それからしばらく、私は３人の数学を見ていた
まぁ大方よそうしていた通り、結構大変で
でも私なりに頑張って教えたと思う
やっと出された課題が終わり、一息吐いたその時だった
「やっと終わったみたいだね」
私達を見て不思議な笑みを浮かべる黒木君
なんだか嫌な予感がするんだけど、どうしよう
「小日向さん、今俺怒ってるんだよね」
一人称が俺になってる!!
俺は怒ってる時に使うって、二郭君が言ってた!!
「じゃあ今からこの３人を先生に引き渡してくるから、小日向さんは怒ってる理由を考えててね」
加藤君達も黒木君が怒ってるのを察しているのか、大人しい
「あ、ゆっくり職員室まで行くから。10分で答えを見付けてね」
どうしよう!!?
全くわからないよー…
あと10分だなんて無理…
10分後、僕は君に告白します
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