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□Let‘s Go 妖怪屋敷!!其の壱
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「はぁ…」
「すげぇ…
ここ…清継くんち?」

「ふふふ…ボクのプライベート資料室さ…」

ははは…なんという悪趣味な資料室だよ…ここは…

「この…日本人形なんだけどね…」

「うわっ…なんか…いかにもな…」

人形にとりつくのは、確か、九十九神ぐらいしかいないよな…

「本当に呪いの人形なのか?」

「信ぴょう性は高いぞ!無田くん!!
一緒に持ち主の日記が残っているんだ」
「日記?」



2月22日…引越しまであと七日…
昨日 これを機に祖母からもらった日本人形を捨てることにした。
といっても機会をうかがってはいたが、本当は怖くて、なかなか捨てられなかっただけで、雨が降っていたがおもいきって捨てた…

すると今日、なぜか捨てたはずの人形がげんかんに置いてあり、目から血のような黒っぽい…

「わぁぁぁぁ」

「どぉした!!リクオーー!!」

「貴重な資料にタックルかますなーー!!」

「…ちょっと見せてみろ リクオ」

「え!?だ…だいじょうぶ!なんともなってないよ!!」

ふっ…俺の目はごまかせれねぇのにな…
これは、ほんものだ…

2月28日 引越し前日
おかしい…しまっておいた箱が開いている…

「日記を…
読むのをやめてぇぇーー!!」

「浮世絵町…やはりおった
陰陽師 花開院家の名において 妖怪よ、あなたをこの世から…滅死ます!!」

あぁ…あの、花開院か…
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