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□日常 其の三
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入ってきたのは清継だった。

クラスの子に何かを発表しているみたいだ。自分には関係ないと、通り過ぎようとすると…

「だから…いるんだよね!妖怪は!」

えっ…なんと言った…今…
えっ…妖怪?…そう言ったのか?…あいつが?…

立ち止まり、はてなマークがナナシの頭の中を駆けめぐる中、清継は話を進める。

「妖怪には世代交代があり、いつの時代も我々の日常で悪事を働いている!!」

皆がワーワーと騒ぐ中、奴良は…

「ハハハ…妖怪なんているわけないじゃん…学校でそんな話しちゃったらバカに…」

おいおい…お前ん家妖怪だらけじゃねえかぁ…
いつものお前なら話を合わせるんじゃねえの?
良い奴ぶってるんだから(笑)
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