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｢神田、行ってきます。｣
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モヤシが任務に行って、半年が過ぎた。
｢ったく、時間掛かりすぎだろ。｣
まぁ、あいつのことだから油を売ってやがるんだろうが。
｢……いつまで待たせんだよ。｣
大抵、同じ時に任務になるものだから、こんなに教団で待つことは少ない。
それに、あれから俺は任務を３つこなした。
そして、帰ってくるたびに白い髪を探してしまうのだ。
｢チッ、俺らしくねぇ。｣
俺は憂さ晴らしに森に行って鍛練することにする。
｢くそっ!!｣
目隠しをして六幻を振るっていてもあいつのことが頭から離れなくて集中ができないでいる。
｢……あの馬鹿……どうしてくれんだよ。｣
こんなに振り回されるなんて初めて会ったときは思いもしなかった。
｢……飯食って……さっさと寝るか。｣
頭を冷やそうと鍛練は止めにして教団へと向かう。
｢あ？｣
教団に戻ると何だか騒がしい。
俺は見知った顔を見つけたので聞く。
｢おい、何かあったのか？｣
｢神田?!こんなところで何やってるの!!?｣
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