裏小説

□リョーマ様に贈る記念すべきアレ
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「龍馬さん、あの……」

翔太がもじもじしながら包みを差し出してきた。
そこに入っていたのは、翔太からの贈り物にしては珍しいものだった。

「褌?」

「はい、龍馬さんへのお祝いです」
龍馬さん、ホストスレ第三位おめでとうございます!」


ホストスレ。


それは大人組のホストクラブ艶の旦那様の人気投票スレッドのことだ。
大人組が立ち上がった当初は、わしの投票数は伸び悩んでいた。
しかし、ほにーずの人たちの支援もあり、ついにわしも上位に上がることができたのだ。

「ありがとう、翔太。
それにしたち、どうして翔太がわしに褌を?」

「これからほにーずの皆さんから褌が沢山贈られてくることが予想されます。
ですがその前に…、最初にオレが龍馬さんに褌を渡したかったんです!」
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